言葉にしてみる日記

日頃考えていることや感じたことを言語化するために書いているブログです。

忍者には気を付けましょう

夜道で車を運転中、黒っぽい服装で無灯火の自転車に乗る人(忍者)を見ました。

 

私の車の左側をすり抜けていきましたが、それまで全くその存在に気づかず、ひやりとしました。

 

その後、数百メートル先の交差点で忍者が別の車に怒鳴っているところに遭遇。左折しようとした車と接触したか、接触しかけたかという状況のようでした。

 

結果的に車の運転者の確認不足ということになろうかと思いますが、少しのタイミングの違いで自分が当事者になっていたかもと不安になりました。

 

【衆院選2017】科学技術政策アンケート 各政党の回答を公開 - Science Talks

衆議院議員選挙が近づいてきていますが、科学技術政策に関するアンケートに対する各党の回答をまとめたサイトがありました。

 


【衆院選2017】科学技術政策アンケート 各政党の回答を公開 - Science Talks

 

これを見ると各党の違いや立場があらわれていて面白いですね。とくに自民党については、政府としての方針と党としての公約との間に少し温度差があるようで、党内の意見をひとつにまとめることの難しさがうかがえます。日本共産党は、ボトムアップ型の基礎研究を重視することで一貫しています。

 

「保守かリベラルか」のような構図で語られたりしますが、個々の観点で比較すると、自らの意見に近い党とそうでない党、意見がはっきり分からない党といったことが分かってくるので、こういうサイトは判断のいい材料になりますね。

 

世界は誰かの仕事でできている

今年も科研費の奨励研究に応募してみることにしました。

 

異動して業務が変わったこともあり、問題意識すらほとんどまとまっていませんが、今月末が学内締め切りなので、何とかネタを出していこうと思います。

 

奨励研究に出すというと、「研究者にでもなりたいの?」と言われることもありますが、決してそうではありません。

 

「自分語り」をすると、私は、幼少期から色んなことに興味を持つものの、飽きっぽく、一つのことに根気強く取り組むことは苦手でした。

 

特定の物事にひたすらに取り組む「マニア」にはなりたくないという思いがあって、大学運営に関して色々な分野を広く、浅く取り組める大学職員という仕事は、合っていると感じています。

 

 

 

 

さて、タイトルは、ちょっと前の缶コーヒーのCMのキャッチコピーで、いいこと言うなあと印象に残っている言葉です。

 

最近、大学運営における「教職協働」の重要性がさかんに叫ばれていますが、なかなか現実にはうまく回ってないんじゃないかと思っています。

 

「教職協働」という言葉が使われるときの状況を考えると、教員サイドの、「雑用」を学内の誰かに肩代わりさせたいという本音と、事務サイドの、事務職員の地位を高めて、大学運営における意思決定に積極的に関わりたいという本音がそれぞれ透けて見えます。

 

 

大学にいると、「この仕事は自分にしかできない」、「私なしにこの組織は成り立たない」という尊大な台詞を耳にすることがあります。また、「こんな仕事は、私がするものじゃない」という台詞を聞くことがあります。

 

たいていの場合、それは思い上がりで、「自分」がいなくなって一時的に混乱しても、次第に誰かによってうまく回るようになるだろうし、ましてや「自分」がひとりこの世からいなくなったぐらいで組織がつぶれることはほんどないと思います。

 

むしろ、自分がやらない仕事を誰かがやってくれているから、全体として組織がうまく回っているということに気づかないのはとても残念です。

 

「組織の歯車」や「組織の駒」になることを善しとしない雰囲気もあるようですが、個人的には、肩肘張らずに、個々の構成員は互いにそれと気づかないけれど、全体としてうまく役割分担ができているというような組織が働きやすいかもしれないなと思います。

 

通勤時間の暇つぶし

4月の出向により引っ越しをして、家から職場までバス通勤が始まりました。バス停までの時間や乗り換えにかかる時間などを含めて1時間30分ぐらいかかります。

 

乗客は満員とまではいかないが、運が良ければ座れるという感じ。

 

それまでの「職場まで徒歩5分生活」とのギャップがあまりに大きかったため、それまでは睡眠時間の足しにしようとひたすら寝る日々でした。

 

最近になって、もう少し有意義に時間を使った方がいいかもなということで、通勤時間にできることを考えてます。

 

TOEICでも受けてみるか。英語読み聞きできたら何となくかっこいいし。

②これまで読書というものを趣味としたことがなかったので、面白いかも。

③やはり寝たい。

 

たぶん、③の誘惑に勝てそうにありませんが、何かいい暇つぶしを見つけたいと思います。

地味に困る句読点問題

ひとつの文書や資料を複数の人で分担して作ろうとしたときに起こるのが、名付けて「句読点問題」です。

 

句読点問題とは、句読点として用いられる記号が人によって異なることにより起こる問題です。「古くはそもそも句読点はなかった」と主張するマニアックな方を除けば、句読点として用いられる記号としては、次の三派に大別されるようです。

 

①「、」と「。」派

②「,」と「。」派

③「,」と「.」派

 

個人的な印象に過ぎませんが、①「、」と「。」が多数派で、②「,」と「。」は、この組み合わせが、公文書の書き方として例示されていたこともあってか、ベテランの事務職員には根強い人気です。③「,」と「.」は、主に自然科学系の研究者に用いられているようです。

 

私自身は「、」と「。」派ですが、実務上困るのが、Wordの置換機能で「,」→「、」、「.」→「。」に一斉変換しようとしたときに、「1,000,000円」が「1、000、000円」になったり、「1.08」が「1。08」となることです。これは地味に困るので、一つひとつ置き換えていかないといけません。

 

 

この句読点問題以外にも、「及び-および問題」や「又-また問題」、「いたす-致す問題」、「くださる-下さる問題」など、人によって好みの表現が異なることがあります。

 

油断していると文書や資料の印刷後や提出後にこれらの表現の不一致に気づくことも。ミスした箇所が目についてしまい、何とも恥ずかしくなってしまいます。

 

地味だけどけっこう困る句読点問題というお話でした。

 

 

 

 

 

異動による戸惑いと新鮮さ

ご無沙汰しています。

 

実は4月の人事異動で他大学に異動になりました。

 

4月からの2か月は本当にあっという間でした。まだまだ慣れないことも多く、上司や同僚、ベテラン非常勤職員の方に迷惑をかけつつ仕事をこなしているところです。

 

さて、所属する組織が変われば、いろいろと戸惑うことが多く、今回は備忘録として、今思っていることを記録しておきたいと思います。

 

1  組織の動きがなかなか見えない

小規模な組織から大規模な組織に異動になったので、大学運営というものが非常に遠いところで行われているような印象を受けるようになりました。どういうことが課題でどういう方向に舵を切ろうとしているか、といった情報に大きな規模の組織の一般職員がアクセスすることはなかなか難しいのかなぁと感じました。

 

2  深さと広さの違いに驚き

前の所属大学では、件数は極めて少ないものの一人の担当する業務の範囲が広く、「色々なことを自分で身に付けていく大変さ」を感じていましたが、今の所属大学では、一人の担当する業務の範囲が狭く、似たような案件を毎日何件も処理していくという感じです。人員も多いのですが、業務が非常に細分化されているため、問題が起こったときや疑問点を調べるときには、いくつもの係の担当者に確認してまわる必要があり、組織がでかいと大変だなぁと痛感しました。

 

3  マニュアルが作られてることに感動

前の大学では、利用者向けマニュアルのようなものはあまり整備されておらず、担当者に電話やメールで問い合わせる場面が多かったのですが、今の大学では、利用者向けマニュアルがかなり分かりやすく整備されていて、初歩的なことは利用者向けマニュアルを読めば分かるようになっています。担当者の立場からすると、前の大学のような小規模な組織では、「マニュアル作成の手間 > 問い合わせ対応の手間」でしたが、今の大学のような大規模な組織では、「マニュアル作成の手間 < 問い合わせ対応の手間」ということになるのでしょうね。

 

4  研究者や他の部署の職員との距離感

前の大学では、キャンパスも小さく、困ったことがあれば直接顔を合わせてやり取りするなど研究者との距離感も非常に近かったのですが、今の大学では研究者本人とはほとんど顔を合わせずに、秘書さんや部局の職員を通じて、メールや電話でやり取りすることが多いことも印象的でした。まだ、2か月しか経っていないのもありますが、同じフロアの人しか顔を知りません。

 

5  当たり前が当たり前じゃない

例えば、決裁の取り方や公文書の書き方、使われる用語の微妙な違いなど、ちょっとしたことでミスをしたり、戸惑ったりすることが多いです。ずっと同じ大学で働いている人にとってはそれが「当たり前」で、「そんなことも分からないの?」と呆れられるかも知れませんが、本人からすると「なぜ、そういうやり方をしてるのか分からない」と思うことが多いです。同じ国立大学法人の事務職員で、ただ大学が変わっただけで違和感を覚えるのですから、違う業界から転職する人などの戸惑いは相当なものだと思いました。また、今まで身につけていた知識も、自分なりに一般化しようとしていたのですが、やはり、その組織の文化や風土に根付いたものであることも身をもって理解しました。

 

 

 

 

つらつらと書いてきましたが、今感じているいる戸惑いや違和感をはやく無くしたいと思う一方で、再び新人のころを思い出すようなこの新鮮な感覚は適度に持っておきたいなぁとも思います。

 

学習を「慣れによる考えるプロセスの省略」とすると、同じ状況や変化のない場面では、「処理の高速化」につながる一方で、新しい状況や変化に対応するためには、いったん学習したことを棄却する(アンラーニング)する機会が大切とされています。

 

人事異動や転勤による新しい状況への対応は、なかなかしんどいですが、楽しく学び直していきたいと思っています。

 

また、業務の分担や縦割り主義、ローカルルールについてもなんとなく思うことがあるのですが、まだまだ上手く言語化できない段階です。もう少し考えがまとまってから書いてみようかなと思っています。

 

 

 

科研費研究計画調書をチェックする担当者のバイブル

科研費獲得の方法とコツ」の著者としてその業界で有名な久留米大学の児島将康氏の新しい書籍が8月に刊行されていたので、あわてて職場で注文。

 


本日、届いたのでさっそく読んでみました。

 

www.yodosha.co.jp

「この本は、研究計画調書をチェックする職員にとってのバイブルだ!」というのが率直な感想です。

 

この本では、科研費の研究計画調書で多くの研究者が共通して悩む箇所について、豊富な例文とともに「どの部分をどう直せばいいのか」という具体的なアドバイスが説明されています。

 

「例文のどこが良くないか」、「どうしたら良くなるか」ということがビフォー・アフター形式で簡潔にまとめられており、非常に分かりやすいです。

 

研究者の書いた研究計画調書をチェックする際の悩みが、「どこが良くないか」ということは何となく分かるけれど、それをピンポイントで表現して「どうすれば良いか」を具体的にアドバイスすることがなかなか難しいというものでした。

 

この本で紹介されているケースは、どれも実際のチェックの場面においてよく目にするものです。チェックをする際の指針として、どこに注意すればよいかが分かるということで「赤ペン添削ハンドブック」という名にふさわしいと思います

 

もちろん、研究者にとっても大変役に立つものだと思います。

 

特に、この本が活躍するシーンは、研究計画調書を書いた後です。


とりあえず書き上げてみてからこの本を読むことで、自分の研究計画調書の書き方に良くない部分がないか、そして、それをどうしたら良くなるかがわかり、ブラッシュアップにつながると思います。

 

ちなみに、研究計画調書をこれまであまり書いたことのない方やこれから研究計画調書を書こうとする方におすすめなのは、以下の2冊の書籍です。

 

www.yodosha.co.jp

www.agne.co.jp

 

研究者の「研究の素晴らしさ」が審査委員にきちんと伝わるように、しっかりとチェックをして、採択につなげていけたらと思います。