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言葉にしてみる日記

日頃考えていることや感じたことを言語化するために書いているブログです。

国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議について

文部科学省に「国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議」が設置されることになりました。

 

www.kyobun.co.jp

国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議 設置要項」には、

1.趣旨
平成27年12月21日に取りまとめられた中央教育審議会の三つの答申(教員の資質向上、チーム学校、地域と学校の連携・協働)の実現に向けて、今後最も重要な役割が求められるのが教員である。しかし、その教員の養成、とりわけそれをリードすべき国立の教員養成系大学・学部等をめぐっては、教員就職者に占めるシェアの低下をはじめ、様々な課題が指摘されている。
答申を踏まえた教員関係法令の改正や、今年度中に改訂予定の学習指導要領の審議の動向、29年度には教職大学院の全国配置がほぼ達成され、新たな教職大学院の在り方の提示が求められる状況等も踏まえつつ、次世代の学校づくりにスムーズに対応できる教員を養成するための国立の教員養成系大学・学部、大学院、附属学校の課題を洗い出すとともに、改革の方向性を示すため、有識者会議を設置し、専門的な見地からの検討を行う。

2.検討事項
今後の国立の教員養成系大学・学部の在り方に関し、以下の観点から検討する。
 (1)学部の課題と今後の在り方について
 (2)大学院の課題と今後の在り方について
 (3)附属学校の課題と今後の在り方について
 (4)その他

 とあり、審議の行方が気になるところです。

 

今回の有識者会議について情報収集していたときに、平成13年11月22日に「国立の教員養成系大学・学部の在り方に関する懇談会」が取りまとめた「今後の国立の教員養成系大学学部の在り方について(報告)」が目にとまりました。

今後の国立の教員養成系大学学部の在り方について(報告) :文部科学省

 

上記の〈骨子〉を見ると、今後の国立の教員養成大学・学部の組織・体制の再編・統合について、

再編・統合の基本的な考え方

○ 現在の教員養成課程の入学定員(約1万人)をもとに再編・統合

○ 再編・統合の形態としては、主として
 A 複数の大学・学部を統合する形態
 B 小学校教員養成機能は各大学に残し、中学校10教科を例えば文系、理系、技術系のように複数の大学で分担する形態
 C 基幹大学とその他の大学に分け、基幹大学は一定のブロックごとに1大学程度とし、当該大学では全ての学校種の教員養成を行い、その他の大学は小学校教員養成に特化する形態
の3つの形態が考えられるが、

○ 再編・統合の理念が個々の教員養成学部の充実強化にあることにかんがみ、上記Aの形態のように再編・統合することを基本

○ 教員養成学部の実際の再編・統合やそれに伴う組織の設計は、大学全体の組織体制の在り方や大学間の再編・統合とも深く関係するため、具体的な再編・統合は大学や地域の実状を勘案しながら弾力的に実施

○ 当該再編・統合に係る関係大学・学部間で、教員養成課程と新課程の分野の適切な役割分担を図り、それぞれの大学の個性・特色を発揮

○ 教員養成学部がなくなる都道府県を含め、教育委員会等の連携協力体制の強化

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/011002/011102j.htm

と言及されており、法人化前の時点で相当に踏み込んだ内容に言及していることに驚きました。

今度の「有識者会議」では、どこまで組織の再編・統合に言及されるのか、少し恐ろしいなぁと思います。